
導入の効果
効 果 01
客観的視点の確保
障害の有無に関わらず、一人ひとりが力を発揮するためには、組織の内側だけでは気づきにくい視点が必要です。第三者の客観的な見立てが、取り組むべき方向を整え、より確かな成長支援につながります。
効 果 02
関わりの内省
日々の関わりが、「その人の強みを生かす関わりになっているか」、「環境や関係性が“障害”になっていないか」を振り返る機会を提供します。
上司・同僚・先生など、立場や役割に関わらず、その人に関わるすべての人が自分の関わりを見つめ直すことで、より良い関係性が育まれていきます。
効 果 03
価値観の共有と再認識
組織が大切にしていることを、日々の実践の中でどのように育てていくのかを振り返る時間が欠かせません。
弊社パートナーとの対話を通じて、「なぜこの支援をするのか」といった行動の意味づけが再確認されていきます。その積み重ねが、理念や価値観が現場に根づく土台となります。
企業現場における課題感
障害のある社員の成長を支える現場では、本人と周囲の関わり方の両方に、課題が生まれています。
■社内だけでは伝わらない。外部の“斜めの関係性”が必要
上司や同僚からのフィードバックだけでは、本人の成長が頭打ちになる。
社外の第三者だからこそ届く言葉や視点が必要だと感じている。
■一緒に働く社員のエンゲージメントが下がっている
ともに働き、日々の成長支援を担う社員が、業務とのバランスや関わり方に迷いを抱え、モチベーションが下がるケースが増えている。
■成長支援が“属人的”で、組織としての仕組みになっていない
成長支援の質が担当者の経験や価値観に左右され、組織として再現性のある支援ができていないと感じている。
■障害のある社員だけでなく、“支援する側”のキャリアも広げたい
支援者が「サポート役(例:ジョブコーチ)」に固定され、キャリアの広がりが見えにくいという課題がある。

Ⅰ. 関わり方を育てる成長支援セッション(企業向けサービス)
障害のある人が、その人の力を発揮しながら成長していくためには、日々の関わりや環境を丁寧に観察し、「仕事の成功」という大きな目標に向かって協振しながら相互成長していける人の存在が欠かせません。私たちは、企業の中でその役割を担う上司・同僚など、日々関わる方々の視点の持ち方やキャリアを共に育てていくパートナーとして活動しています。現場での気づきや関わり方を共に見立てながら、一人ひとりの成長を支える関係性づくりをサポートします。
取り組みのかたち
1. 活躍する現場の観察
ご本人(障害のある社員)が取り組む業務の様子を丁寧に観察し、
強み・つまずき・環境要因を把握します。
2. 事前の目標設定と自己整理
ご本人が、あらかじめ目標・自分ができること・難しいと感じていることを事前に整理して毎回のセッションにのぞみます。
3. ご本人からの共有(目標と打ち手)
当日、ご本人が自分の言葉で、
「目標」と「そのための打ち手」を説明します。
4. 第三者からの問いとフィードバック
弊社パートナーから、ご本人の気づきを深める問いかけとフィードバックを行います。
社内では得にくい“斜めの関係性”が、ご本人の成長を後押しします。
5. 三者での対話(ご本人 × 上司・同僚 × Connecting Point)
目標の再認識・次のアクションの検討・関わり方のすり合わせ
を行い、現場での関係性を整えます。
Ⅱ. 社内教育体系の構築と研修カリキュラムの設定(特例子会社向けサービス)
企業の中で、障害のある社員の成長を支えるためには、日々の関わり方だけでなく、組織として「関わる人たち」が成長できる仕組みが欠かせません。Connecting Point では、現場の実態に合わせて、教育体系や研修カリキュラムを企業とともに再設計しています。
取り組みのかたち
1. . 教育体系に関する知見の共有
障害のある社員の成長支援に必要な視点や、インクルーシブな職場作りに必要な視点を、弊社が10年間に及ぶ実践から得た知見を共有します。
2. 現状の教育体系の把握
貴社理念はもちろん、現在の研修内容・成長ステップなどを共有いただき、現状を整理します
3. すり合わせ・ディスカッション
現状と理想のギャップを一緒に見立て、何が機能しているか、どこに課題があるか、どのような関わり方を育てたいかを対話しながら整理します。
4. 新しい教育体系の構築
これまでのディスカッションをもとに、成長ステップ、研修カリキュラム、関わり方のガイドラインなどを再設計し、貴社の現場に合った教育体系をつくります。
Ⅲ. 障害者雇用をテーマにした研修ーインクルーシブな実践につながる学びの場ー
障害者雇用に関わる上司・同僚・人事担当者が、現場での関わり方や成長支援の視点を学ぶための研修を企画・実施します。制度や知識の理解にとどまらず、“現場で実践できるインクルーシブな関わり方” を育てることを目的としています。
取り組みのかたち
1. ニーズヒアリング
現場の状況、参加者の役割、研修で解決したい課題を丁寧にヒアリングします。
2. 研修企画
ヒアリング内容をもとに、関わり方の視点、インクルーシブな実践につながる考え方、現場の事例などを組み込んだ研修を設計します。
3. 研修実施
講義・対話・ワークを通じて、障害者雇用の本質、強みの見立て、関わり方の内省、現場での実践につながる視点を学びます。
4. 振り返り(任意)
研修後に、参加者の気づきや現場での活用ポイントを簡単に整理します。
必要に応じて、次のアクションの検討も行います
Case
01
株式会社ひなり 様
(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 特例子会社)

【会社プロフィール】
2010年4月設 立。伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の特例子会社として、2010年5月に認可を受け、現在は、首都圏を拠点に、CTCグループ社員向けのマッサージサービス、グループオフィス内の美化清掃、ユニフォームの洗濯サービス、電子機器のリサイクル事業を行っている。また、静岡県浜松市を拠点に、アグリサポート(農作業の請負)に取り組む等、幅広い業務で障害者雇用に取り組んでいる。
【実施概要】
企業内サポーター6名を対象にした「スキルアップ研修」を実施。グループワークを取り入れながら、組織内の課題を整理し、解決への方向性を探る。最終回には、障害のある社員24名を含め、ロールプレイを通じて、組織の一体感と業務意識に対する共通基盤の構築を目指した。
※企業名、担当者肩書き、プログラム名は導入当時のものです。
(2016年3月25日取材)
障害の有無に関わらず、社員一人ひとりのスキルアップが継続発展する組織作りに欠かせない

それぞれの社員の力を伸ばし、新しいことに果敢にチャレンジする。その為には、豊かで健康的な職場作りが欠かせないと、会社としての姿を語る髙草社長。現場をまとめる近松様と共に、今回、ご導入頂いた「スキルアップ研修」についてお話を伺った。
株式会社ひなり
株式会社ひなり
代表取締役社長
髙草 志郎様
チーフサポートマネージャ
近松 忠真様
今回、研修を導入されたきっかけを教えて下さい
ひなりは設立6年目に入り、障がいスタッフもサポートマネージャ(管理・支援者)も多くなり、職域も増えてきたので、サポートマネージャのチームワークをより強め、障がいスタッフとも一体感をもって業務に取り組めるようにしていく必要性が出てきました。
そんな時に、福祉業界と企業でも障がい者支援経験があり、また海外でも、障がい者支援の勉強もされたConnetingPointの阿部さんと出会えて、ひなりの状況に即した研修を企画してもらえることになりお願いすることにしました。

今回の研修を実施しての感想と今後の抱負をお聞かせください

今回の研修はサポートマネージャが障がいスタッフのケースを題材に業務指導を検討し、障がいスタッフと一緒のロールプレイを行うことでサポートマネージャ間での共有とチームワークの醸成ができ、研修目的を達成できました。
サポートマネージャからはこの研修モデルを継続したいとの要望も出るなど参加者の納得感が強かったので、今後もこの研修を通じてサポートマネージャの共通認識の強化と障がいスタッフとの一体感を持って業務を遂行できるように、新たなテーマを決めていき継続していきたいと思っています。
Case
02
ビーアシスト株式会社 様
(ブックオフコーポレーション株式会社 特例子会社)

【会社プロフィール】
2010年10月設立。ブックオフコーポレーション株式会社の特例子会社として、2010年12月に認可を受け、現在は、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)を拠点にBOOKOFF店舗内における各種受託業務(本・トレーディングカード・子供服の加工補充、店内整備等)を行っている。知的障害のあるメンバーを多数雇用し、店舗との密接な連携のもと、簡易業務だけでなく、お客様対応も含めた幅広い業務に挑戦している。
【実施概要】
企業内サポーター18名を対象にした「障害者雇用スキルアップ研修」を実施。前半は、サポーターの皆さんが考える「障害とは何か」、「障害理解とは何か」を振り返り、企業内サポーターとしての役割を考える。後半には、グループワークを取り入れながら、ビーアシスト社独自の「サポート方針」に照らして、日々の人財育成を客観的に振り返り、今後の人財育成の在り方について考える機会とした。
※企業名、担当者肩書き、プログラム名は導入当時のものです。
(2016年9月27日取材)